路上の二人

宇宙のどこかの片隅で
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お題
薄暗い夜道を歩いていると、見知らぬ人物が前方に立ちふさがった。
その人物はコートをはだけ、何らかのブツを露出して、何らかの行為を行いはじめた。
さて、どう反応したものだろうか?



「こんにちはお嬢さん」

「なんなんですか? あなたは」

「ガバっと、な」

「わ。いきなりそんなところに立ちふさがらないでください」

「これを見るんだ。ほ〜らほらほら、立ってるだろう〜?」

「なんなんです、いきなり。立ってますがそれがなんなんです?」

「う、なんたるクールな切り返し。心折れそう」

「折れて結構ですよ、猫もしゃくしも簡単に心折れ過ぎですよ、いっそ折り鶴かなんか折ったらいいんですよ、心で」

「うわ。なんかヤなことありました?」

「あなたに進路を邪魔されている」

「キツイなー、もしかしてそこがイイとか言われるタイプ?」

「そんなこと言われませんよ、微塵たりとも」

「つまり微塵もイイとこなしですか?」

「すぐにそこをどけ!(怒)」

「まあまあ。このとおせんぼには理由がありまして」

「聞きたくありません」

「聞いてくださいよ。これがなかなか立てるのが大変なのでして」

「そんなの私の知ったことではありません! 通してください」

「苦しくっ立って〜 悲しくっ立って〜 コートのな〜かでは平気なの」

「今度はなんなんです?」

「コートの中でなら一応立つんです、それがこうコートをはだけた途端に、ほら」

「え? コートの内側なら立つのに?」

「そうなんですよ、どういう理屈なんだか、ほーら、コートの外では」

「あら」

「そして内に」

「わ、本当だ。見事にコートの動きとシンクロしていますね」

「バッサバッサ」

「もういいですよ、コートの中だろうと外だろうと。ひとりで勝手に立てててください」

「まあ、そう言わずに。私ひとりの力ではコートの外では立たないわけです」

「で?」

「それが、ここにあなたがその手を添えてくださるだけで、ほれ」

「あ、立った」

「とまあ、こういうわけなのです」

「何がこういうわけなのです、だ」

「ここですれ違ったのが何かのご縁、まあ、犬に噛まれたとでも思って協力してください」

「犬に噛まれたことなんかありませんよ」

「じゃあ、蜂にでも刺されたと思って」

「結構、大ごとじゃないですか!」

「まあまあ、手を添えるだけ。別に痛いことありませんから」

「なんで私が」

「まあまあ、ここで行き会ったのが何かのご縁」

「エライ通りすがりにに遭っちゃったなあ、もう」












「やった、やった! また立った」

「よかったですねー(棒読み)」

「送信!」

「できました?」

「はい、通りすがりのあなたのおかげでなんとか出せました」







そこはアンテナが立つ集落一帯で唯一のポイントだった。
しかもなぜか、人間が二人いて初めてメールの送信が可能。



高々と天に突き上げた二人の腕に握られた携帯には4本のアンテナ、
そしてその遥か上空には360度満天の星が瞬いていたという・・・


■□■□■□■□■□【トラバでボケましょうテンプレ】■□■□■□■□■□
【ルール】
参加:
 お題の記事に対してトラバしてボケて下さい。
 締切りは1つのお題に対し30トラバつく、もしくは次の金曜日夜中まで
 1つのお題に対しては1人1トラバ(1ネタ)とします。
 お題が変われば何度でも参加OKです。

チャンプ:
 お題を出した人が独断で審査しチャンプ(大賞)を決めます。
 チャンプになったら王様です。以下の特典と栄誉が行使できます。
  1.お題を出す
  2.言いたい放題な審査をする
  3.次のチャンプを決める
 何か困ったことがありましたら開催事務局までどうぞ。

企画終了条件:
 みんなが飽きるまで、もしくは開催事務局が終了宣言を告知した時です。

参加条件
 特になし!
 ※ 以下あれば尚可!!
 ブログをもっている。あるいはこれから作成する。
 トラックバック機能が使える。

 ※誰でも参加出来るようにこのテンプレを記事の最後にコピペして下さい。

 企画元     毎日が送りバント http://earll73.exblog.jp/
 開催事務局  ボケトラの穴     http://trana88.exblog.jp/
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by Ks_trunk | 2008-08-23 00:27

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